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自分の世界が変わった理由。16/05/2021

ハロハロ。りっちゃん参上です。🐷

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ぶりっ子ポーズでスタート!

今日のりっちゃんはとっても疲れています。

なぜなら試合だったからです。

結果はまたありちゃんからみなさんに報告してもらいます。

 

今日のりっちゃんはまたまたやめたかった話。

ってゆうより辞めたかったんだけどおかげで光が差した話です。

⚠️今だから話せる話だから

いまもそのチームがはどうこうって訳じゃないので

悪く捉えないでください。

りっちゃんどんだけサッカーやめたなるねん。って言う。

でもあるんですよ。やめたくなる時が。

でもそのおかげで今の私には海外という選択肢が生まれて

逆に今の自分になる為の一つの大きなきっかけだったと思います。

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手術を2回経験して、リハビリしてどんなに時間がかかっても復帰するために頑張っている時は

1度も止めたいと思ったことはありません。

 

社会人になって新しいチームに移籍した時のことでした。

その時を境に私の人生に新しい道が開きました。

 

リーグが終わって1週間のoffが与えられ

一度サッカーから離れて、次の公式戦に向けて切り替える時間がありました。

1週間実家に帰ったりしてリフレッシュ。

正直全く運動してなかったと思います。

休みが明けての練習でヨーヨーテストがありました。

シャトルラン的なもので、自分の限界まで走り続ける

心肺機能を測定するテストです。

その日の私は限界までは走れたものの、

シーズン前に計った記録より数字が落ちてしまいました。

実は前回の記録がチームで一番走れてしまっていたので

周りの期待値や、コーチ、監督からの期待もあったような気がします。

それに対してのプレッシャーも正直ありました。

でも私の中でこの時期に行われる理由がわからなくて、

前回の記録を超えられるほどのやる気と気力がその時はありませんでした。

当然結果は目に見えて現れて前回より記録が落ちてしまいました。

あまり良くない結果と頑張れなかった気持ちといろんな感情はありました。

それからトレーナーさんから再測定をしたいかどうか持ちかけられましたが

(他にも記録が落ちた選手はいましたが、私だけでした。)

私にとって何度やっても結果に変わりはないと思ったので再測定はしないことにしました。

それは監督直々に伝えれた話ではなく、トレーナーさんを通しての

監督からの意見だったようです。

それから再測定を断ってからというもの地獄の日々が始まりました。

 

 

練習の中でのゲームでは普段のポジションをさせてもらえず

空いてるポジションに入れられ、それに対して何の対応もありませんでした。

 

シュート練習では外れたボールを拾いに行かないからシュートが

入らないんだよ。と謎に怒られる。(トレーナーから)

普通に拾いに行ってた。草

 

週末の練習試合では後半30分に出場。

後半40分に交代。出場時間10分。

この日が選手として一番惨めな思いをしました。

 

それからと言うもの私の中でやる気がどんどん失われていって

練習に行くたびに監督やコーチ、トレーナーさんが

常に私を見ている感じ。気持ち悪さとやりずらさで、練習前にトイレで嘔吐していました。

嘔吐恐怖症なので嗚咽のみでしたが。

お腹痛くてトイレから出られない事もありました。

胃が痛くなったりしてメンタルどん底状態。

練習に行く前に家に帰って行きたくなくて泣いていました。

マジでいじめられてる中学生みたいな感じ。笑

それでも練習は行き続けました。

負けたくなかった。そんないじめに。

何も知らないフリのスタッフからはずっと冷たい目で見られていた。

当事者の私からはそう見えていました。

だって普通調子悪い選手いたら声かけるでしょ。

でも多分スタッフ全員が私を干すって決めていたと思う。

それでも心配して声をかけてくれるキャプテンがいたり

先輩がいたり、ちょっとした事だけどその時の私にはすごく大きな助けになってました。

迎えた皇后杯私はこのチームに移籍してきて初のメンバー外。

この時に私は移籍を決めました。

ここで頑張る意味がなかったし、今後監督やコーチを信頼して

やっていく自信がなかったからです。

3年間このチームにはお世話になりましたが

サッカーをしていて楽しいと感じる感覚がなくて

いつも監視されていていつも見られているような。

私には私自身を否定されているような気がしていました。

毎日みんなとサッカーするのが楽しかったら

まだ21歳の私はキャッキャッしてたって

しょうがない、だって人生楽しいんだもん。

それに対してもよく怒られてました。

 

もうこれ以上は無理だ。

私の中でもう選択肢は決まっていました。

ずっと海外でプレーしたいと夢見ていた私。

知り合いに連絡してエージェントを紹介してもらい

オーストラリア行きを決めました。

その時もこのチームに戻ってきたいと私は思っていたので

レンタル移籍を持ちかけました。

その日の監督からの返事はYES。オーストラリアで1シーズンが終わった頃に

帰ってくることが許されました。

でも次の日にはNO。

あ。そうか。もうこのチームに私は必要ないんだ。

そう感じました。

それからの日々はもうオーストラリアにいける喜びと

チームから解放される喜びにのびのびプレーできました。

もちろんこのチーム最後の試合、私の出場時間は経った3分でした。

 

私は私。多分変なところ頑固で譲れない部分があると思います。

楽しくなかったら続けられないし、でも楽しくないとやっていけない。

きつい時もあるのが当たり前だし、だってみんな勝つために苦しいことやってる。それでも頑張れる理由があるから

人はみんなそうゆうの乗り越えて頑張るんだと思います。

監督やコーチ。トレーナー。スタッフ全員がいろんな思いを抱えてやってきていた

と思うし、自分の思うように選手が動いてくれない成長してくれない

そんなもどかしさもあると思います。

でもそれを押し付けるのがチームじゃないと私は思うし、

厳しいだけで結果がでないのがスポーツの世界。

人は人だから。その人を見極めてどんな伝え方、どんな育て方がいいのか

そうゆう違う見方で考えてやってみるのも大切だと思う。

私には厳しいところで頑張ってきたスタッフたちの思いに応えられなかったし

合わなかっただけ。

今でも同じチームでプレーしている選手はいるし、変える必要もない。

私が変わる必要もない。

自分らしくいられる、自分を表現できる場所を見つけられたら

自分が輝く。それだけだと思います。

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泣いたって、つらくたって辞めたくない理由が

あるのは楽しいから。

 

もし苦しい人がいれば、新しい世界があることも知ってほしい。

私ができることがあれば何でも手伝うし。

そこだけがあなたがいる世界じゃない。まだまだたくさん場所はあって。

世界は広い。今が楽しくなければこれからもサッカーなんて

続けられない。楽しいを見つけるのは自分のため。

自分らしくいられる場所を探して守る。

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どんな経験もあなたの糧になる。

強くなる!強くなれる!

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私はそうしたから。

あなたもきっとうまくいく。

誰かの背中を押せるといいな。

りっちゃんでした。🐷