人の価値。私の価値。25/09/2020
こんにちは。木曜からオークランドもレベル2になり、練習もついに全員でできることになりました。嬉しすぎます!!
ちなみに今日はゲームやりました。
やっとのことでリミット10人から解放されて
22人でサッカーの試合ができることが楽しすぎて
仕方なかったです✌️
そして夏のリーグについての情報が入りまして、
来週の火曜日と木曜日にセレクションが
行われるため招待状がメールで送られてきました。
こんな経験なかったから新鮮でわくわくするけどちょっと緊張する感じ。
とにかくトライアルでは気軽に自分のプレーを見せられたらいいかなと思います。
ちなみにチームとしての練習も来週で最後になってしまうみたい、今週の日曜日に
フレンドリーマッチでリーグ6位のチームとの試合があって、来週の練習はたまたまトライアルの日にかぶってしまったので、行けずじまい。
いろいろなことがあった2020年のシーズンもこれで終わりかと思うとなんだかあっけない気もしてしまいます。でもまた来年の契約ができていることも
夏のリーグに参加できる権利があることも私たちにとっては新しい道ができたので安心してサッカーに打ち込めます!
夏のリーグは他の州との試合となるので、ニュージーランドのあらゆる地域に行くことになります。行ったことない南島とかも試合だけど無料で観光できるのはお得。笑
それでも地域によってどれほどの差があるのかなど楽しみの幅が広がります。
ちなみに夏のリーグはお金は出ないので、生活していくのやばいんじゃないって話。
やばいと思う。でもとりあえず貯金でやりくりしよう。笑
先日コーチと今回の夏のリーグの参加者について話したことがあってその時に少し思ったことがあるので話したいと思います。
ニュージーランドは今年からプロのような環境での練習を意識していてサッカーに力が入り始めてるのを感じます。
週6日サッカーに縛られることをどれだけの選手が許せるか。について話にあがりました。
サッカー選手にもプライベートがある。
サッカー以外にも大切にしたいものや大切にしたい時間がある。例えば家族、恋人。友達。
それぞれに時間を費やすことも大切だ。
私からしたらそれを削って得たものが今の実力に比例すると考えると学生時代、友達と遊ぶよりもサッカーを選んだ時間。あの時我慢したものが今になって変わってついてくるものになる。
実際に私も小学校や中学校で過ごす友達との時間は限られていたし、今でも地元の友達は少ないと思う。みんなが当たり前に遊んでいた放課後、私はサッカーだった。
それが良かったことなのか悪かったことなのか、
大人になってからわかる。
今年で26歳になる。今の私の年ですでにしっかりとした企業に勤めて、安定した給料をもらって、結婚までしている人も少なくはない。
きっとその人たちにとっては、仕事と家庭、友達、子供。
大切な人の為に生きる時間こそがその人が生きる価値である。
でも私は安定した職も無ければ安定した給料もない。それでも自分にも価値があると思う。私が思う価値は、サッカー選手としての価値だ。
大切な時間をかけて得たものを今だからもっと価値あるものに変えられている気がする。
海外へ出ると、同じ人種ではない選手に価値を感じる。
一人一人プレーは違うのは当たり前。でも同じ国だと少し似るものがある。
でも一人外国人が入ると、その人の価値に気づく。
やっぱりなんか違う。ストロングポイント、ウィークポイントは国それぞれあると思うけど、
それが違う国に行けば生きるもの、死ぬものに変わる。
例えば日本人は一瞬のスピードや足元の細かいタッチ、技術、体力が光る。
オーストラリア人やニュージーランド人は球際の強さ、長さのある距離でのスピード
キックの飛距離、空中戦での打点の高さや体型関係なくスピードのある選手がいたりする。
これが海外で味わえる面白さかもしれない。
自分の価値をお金で判断する選手もいる。
技術や能力があってもお金が少なければ移籍をするし、お金のもらえない環境ではプレーをしない選手もいる。
でもそれは価値観の違いであって、
人一人の価値はお金に変えられないけど、
選手の価値はお金に変えられるものだ。
実際男子の世界はそうだから。
サッカーをしている自分、サッカーがある生活。
それがいまの自分の価値で自分の魅力だと思う。
日本にいた時はそこまで考える時間も余裕もなくて、自分と向き合う時間がある今だからこそ考えて出た答えなのかもしれない。
海外に出たから得た答えなのかもしれない。
価値を高める為にまだまだやり続けることが大切だ。
そして昨日で私とありちゃんがメインでコーチをやっていた16歳の子たちの練習が終わってしまいました。シーズンが途中で終わってしまって、結果がかなりよかっただけに残念。
でもすごく嬉しいことがあったので報告させていただきます。
一人の子から連絡が来て、
「リナとアリサのおかげで今シーズンすごく楽しくて私のプレーがもっと成長した。本当にありがとう。」とメッセージが届きました。
その日、その子のお母さんが「娘にとって本当に良いシーズンだった。すごく良かった。といつも娘が話していた。もし良かったら私たち別荘を持っているから、時間があるときにいつでも遊びに来て。」
と言ってくれました。
他の子からは特にメッセージはなかったけど。笑
ありがとう。来年もやってね。
っとみんな言ってくれました。
試合では練習と違って一生懸命プレーして勝つために頑張ってくれる。そんなみんなを見てたからやっぱりすごく思い入れのあるチームで、英語でのコーチングもたどたどしかったのに一生懸命理解しようと聞いてくれる子達で。私にとって初めてのコーチという経験がこの子たちに出来て本当に良かったなと思いました。
練習ですぐにちょけ出してふざけんなよってキレてたありちゃんも最後はみんなの笑顔にご満悦でした。笑
楽しくて、でもサッカー選手として成長できる環境を与えられることに喜びを感じました。
日本では考えられないくらいふざけた練習時間だけど、また違った環境で新しいことを学べた気がしました。
来年は選手が少し変わってしまうけど、同じチームを持てたらいいなと思います。
というわけで今日はここまで!
いろいろ語ったりしちゃったけど、長かった。笑
今日もありがとうございました。
りっちゃん🐏