ロトルア最高!NZ神説✨06/06/2021
ハロハロ。りっちゃんです。🐷
実は。皆さんに話しておきたい事があります。
それは・・・。
先週、素晴らしいOFFの時間を過ごさせていただいた事です。🤣
最近、コーチと他にやる事がたくさんあって少し疲れ気味でした。
それでいてコーチへのストレスが重なってきて頭がパンクしそうなくらい
どうしようもない感じで疲れていました。
そんな時、ありちゃんから有難い提案をもらいました。
『休んじゃえば』
この言葉に本当に救われました。
疲れからか、頭痛や倦怠感。微熱が続いていたので病院での貧血検査を始め
鉄分の服用。それでも抜けない疲れに悩んでいました。
多分心が疲れていたんだと思います。
嫌なことをし続けることがこれだけ人間に与える影響があるのかと思うと
ぞっとします。
それでも一生好きなことをしていけるわけではないので今は我慢の時だと思っています。
大好きなサッカーをこの国でやるための犠牲だと
考えるようになりました。
それでもなんとなくでやれるほどコーチは簡単ではなくて、
わかりやすい説明やわかりやすい英語ではないと理解してくれない子供たち、
親から厳しくしつけをされていない子は基本的に自由なので全く話を聞かない子たちもいます。
この国はそこまで厳しい親はあまりいません。
それを見続けるたった1時間でもやっぱりサッカーのコーチというコーチはせず
ほとんどが遊びの時間なので私にとってはとても苦痛です。
ニュージーランドの子供たち(5歳から7歳)には
細かい技術練習よりも、サッカーボールに触れて楽しさを覚えることが先なので
それを目的としたアクティビティがたくさんあります。
もちろん子供たちがお互いを尊重しあって優しく接し合うことはありません。
みんな自由なので互いにぶつかり合うこともあります。
常に子供たちには気を配っているし、怪我のないように見ています。
それでもプレーしているときはお互いが一生懸命なのでぶつかり合って、転びあってしまうこと、転ばせてしまうことなどサッカーには当たり前にあるような
対人による怪我が多いです。
小さい子は特に注意をしながらプレーすることは出来ないので
親もあぶなければ口を出してくるし、納得いかない時は平気で口を出してきます。
そこに対するストレスと、ボスからはこうして欲しいと自分の意見ばかりを押しつけられていて、親から何か言われても助けがあるわけでもなかったので
りっちゃんのストレスは大爆発してしまいました。
休むために体調不良を理由にするのもありですが、
私は正直に今の気持ちをボスに伝えました。
『私は今コーチをすることにとてもストレスを感じていて、
これ以上親からのプレッシャーに耐えられないし、
あなたのアドバイスも今はプレッシャーにしか感じられないです。
私は考えすぎてしまう性格なので少しリフレッシュする時間をください。』
そうメッセージを送りました。
ボスからの返事は
「今週はコーチをしなくていいからリフレッシュの時間を取り自分のトレーニングや、試合を是非楽しんで欲しい。
私たちはりながクラブの一員としていてくれていることをとても感謝してるし子供たちはあなたとトレーニングをしたり、あなたのプレーを見ることを
すごく楽しんでいるよ。私ができる手助けがあれば何でも教えてください。」
この時、私は日本人だなと改めて思いました。
多分私の顔や態度だけではやっぱり海外の人には私がどんな気持ちか
わからないし、伝わらないんだと思い、言葉にして伝えることが
どれだけ大切で必要な手段なのか、自分の意見を持っていたとしてもそれを伝えなかったら
それで満足だと思われている。今までの自分を後悔しました。
ここでは私を守る人も私を助けてくれる人もいません。
私は私自身の口から言葉を発して自分の意見を伝えなければいけない。
今まで日本でもそれをすることを避けている部分がありました。
それで苦しくなってしまう自分もいました。
私が自分の意見を言わないことが海外では逆に良くないことのようで
考え方がまるっきり変わりました。
今まで私は文句も何も言わずにコーチをしてきましたが、今回が初めてボスに伝える
私の気持ちだったのでボスはきっと驚いたと思います。
今まで何も言わずともコーチをしてきて親から文句を言われても、ボスのアドバイスが気に障ったとしても特に何も言わなかったので。
やっと言えたのはありちゃんと、お父さんに感謝しなくてはいけません。
お父さんに電話でこの話をした時、お父さんはちゃんと伝えろ。ちゃんと話せ。
嫌なら帰ってこい。そう何度も言われました。
自分の意見を尊重される海外では当たり前の文化。
日本では我慢することが素晴らしい。大人。そんな文化があって
私は今までも我慢することで収まることは常に我慢してきました。
譲れないこと以外は。それでも郷に入っては郷に従え。
国が変われば自分も変わらなくては。
意見を言わない人は意見を持っていない人と同じ。
私には意見がある。Yes. No.がしっかり言える。
今なら何だって伝えられる。伝えることの大切さを学びました。
ちなみにキウイの皆んなは自分の発言が間違っていたとしても自信を持っています。
なんでも発言することに意味があるんだと思います。
どんなことでも胸を張って発言しているところを
私はよく感心しています。
そしてそのあと、コーチを休んだ話を監督にしました。
監督は『なんでもっと早く話してくれなかったんだ
俺は選手やコーチたちのためにいるんだから
なんでも話してくれ。もし親からの文句が辛いのなら
いつでも助けるから。とりあえず来週のコーチは手伝うよ。』
そう言ってくれました。
この時気付いたのは、自分がどれほど辛いとか、しんどいとか
思っていても思っているだけでは何も変わらないこと。
何も変えてもらえないことでした。
自分自信が変わることはすぐにはできないけど、
この国では自分の意見を伝えることで周りが助けてくれる
協力してくれる世界であったことに間違いありませんでした。
そして今日。私はロトルアにいます。
ニュージーランドでは有名な温泉地でいたるところに
温泉が湧いているという日本人にとってはとっても幸せな場所です。
ニュージーランド3年目を迎えるにして初のロトルア。
オークランドから車で約3時間。短く見積もると2時間30分はかかります。
自然がとにかくいっぱいで、空気が気持ちいい。
ロトルアの街についてすぐ硫黄の匂いがふわふわっとどこかしらかしてきます。
私たちが宿泊しているのは独自で源泉温泉を持っている
『ベストインロトルア』です。
日本人の悦子さんが経営していてこじんまりとしていて、海外らしい派手な感じよりは
日本らしいゆったりした時間が流れているような場所。
この方本当に気がきく人だし、何より昔ガイドさんをやっていたらしく
話は面白いしロトルアに関してはとっても詳しいのでいろいろなことを教えてくれます。
それでいて食事から観光スポットまで全て面倒見てくれるので
日本人で英語が少し苦手、観光どうしよう。決められない。
みたいな人にはとっておきの宿だと思います。
何気ない気遣いにいつも感心してばかりです。
温泉
温泉は個室が2箇所あるので開いている方を自由に24時間入れます。
わざわざ予約する必要もなく、混んでいる日は1組MAX20分で回すようです。
個室だから他人のことを気にしなくてもいいし、立地がとても静かな場所にあるので
人の嫌な気が全くなくゆっくり気持ちのいい時間を過ごしています。
こちらの温泉は美容液のようにとろっとろでお肌もツルツル。
化粧水をわざわざ塗らなくてもしっとりします。
悦子さんの話によればアトピーも治るほどの効果、効能があるらしく
オークランドから毎月子供のアトピーの治療のために通っていた家族もいたそう。
悦子さん。気前がいいのでからのペットボトルに温泉を持ち帰らせてくれました。
次来るまでにはすぐなくなってしまうけど、これから数日は温泉の効果でツルツルキープ。
ちなみに2泊3日同じ場所に泊まっています。
私たちが来た日はあいにく一日中雨のお天気だったので
時間があるときに温泉に入りまくっています。
とにかく気持ちがいい。それに尽きますね。
さて、皆さんはニュージーランドに来たら何がしたいですか?
オススメの場所たくさん紹介していきますね。
コロナが収まって海外旅行ができるようになったら
私たちの試合を見に来たついでにニュージーランド観光しまくってください。
自分らしく生きよう。
りっちゃんでした🐷